ここでは頭部CTの検査について説明したいと思います。
CT検査
頭部CT検査は脳の断面の画像を作ることで、頭蓋骨の中の様子を観察する検査です。通常、患者さんが立った状態で地面と水平な断面(水平断)を観察する事が多いです。
CTはどうやって撮影するの?
検査は横になった状態で撮影します。台が移動して放射線が出る円形の装置の中に頭を通すことで撮影します。通常の撮影であれば1分もかからないくら位で終わります。
CTで何がわかるの?
頭部CT検査では骨の状態や出血の有無がよく分かりますが、脳梗塞は発症してから時間がそんなに経っていないとわかりにくいこともあります。
CTの見方は?
向かって左側が患者さんの右側になります。輪切りを足側から観察しているのでそのようになります。
脳は基本的に左右対称で、病変などで脳が圧迫されていると反対側に偏位してみえます。
脳出血があると白く映るので診断できます。脳の生理的な変化である石灰化も白く映るので区別する必要があります。石灰化であれば基本的に心配はいりません。
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