幼少期の喪失体験と向き合う
幼い頃に父を亡くした体験を、私は長らく「過去のこと」として扱ってきました。でも、ふとした瞬間に孤独や不安がよみがえるのは、あのときの心がまだ癒えていなかったからかもしれません。
トラウマとは?
トラウマとは、心や体が処理しきれない強いストレス体験のことを指します。特に子どもの頃の体験は、言葉にできないまま記憶の奥深くに沈み、無意識に現在の感情や行動に影響を及ぼします。
たとえば、以下のような経験が挙げられます:
- 家庭内暴力や感情的虐待
- ネグレクトや身体的虐待
- 親の死別や離婚
- 災害や地域暴力
これらの体験は「過去」でも、「体」は今も覚えていることがあります。
私自身のトラウマ体験
私にとってのトラウマは、幼い頃に父を亡くしたことでした。当時の私には「死」が何を意味するのか分からず、ただ世界が変わってしまったことだけがわかりました。
癒しのために始めたこと
私が少しずつ楽になれたのは、「書くこと」からでした。
グリーフレター
亡き父に宛てた手紙を書くことで、言えなかった想いや感謝の気持ちを形にしました。「会いたい」「今も見ていてくれている気がする」──そんな短い一言でも十分です。
ナラティブ・ライティング
「小さな自分が本当は何を感じていたのか」「どんな言葉をかけてほしかったか」を書くことで、当時の感情に優しく触れることができました。
心に響いた記事の紹介
自分を大切にする考え方や、心との向き合い方を学びたい方におすすめの読みものがあります。
【もう我慢しない】ストレス・不安・自己肯定感を回復するための考え方
ストレスや不安をただ抑えるのではなく、やさしく理解し、整えていくヒントが詰まっています。
最後に
トラウマを癒すのに、時間の長さや正解はありません。大切なのは、自分の心の声に耳を傾け、少しずつでも向き合っていこうとする姿勢です。
もしあなたにも似たような経験があれば、ぜひ自分に優しく、小さな一歩を踏み出してみてください。「よくここまで生きてきたね」と、あなた自身に声をかけてあげてください。
ナラティブライティングやグリーフレターのやり方をもっと知りたい方がいれば、コメント欄やお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。